今年は人間行動学の年にしたい
新年おめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いもうしあげます。
今年は人間行動学の年にしたいと思っています。
そんなことを思っておりましたら、昨夜テレビで空海と最澄の説明をしている番組をたまたまみつけました。
「たけしの教科書に載らない日本人の謎! 仏教と怨霊と天皇」という番組でした。
簡単な仏教史のおさらいがあって、空海と最澄が仏教界のONのような大スターだったのだというお話。
テレビは実にわかりやすく説明するものです。
二人の性格が正反対であること、良好な関係がやがて崩壊していくこともサラッとマンガチックに解説してくれます。
わかりやすいことはわかりやすい。なにか分かったような気にさせてくれますが、あくまでテレビという短時間でのお話なので、実際にはもっと複雑なことがあります。
二人の性格、感受性や対立の背景などをより深く知りたい方は、拙著『リーダーの人間行動学 人間を見る力を鍛える』(鳥影社)をご一読下さい。詳しく分かりやすく解説しています。
捻れ型は体感重視です。体で感じないといけないと考えるタイプ。
上下型は理屈重視、書物に書かれたことを重視して学ぶというような感じですね。秀才型に非常に多い。
このあたりが見えてくると、宗教界の神か神に近い存在が、なかなか人間くさく見えてきますよ。
人間が見えると何かと便利です。交渉ごとだけではなく、日ごろの人間関係も楽になるし、人間の動きが見えてくるので先を読む力もついてきます。
人間に興味を持ってぜひご一緒に勉強して下さればと思います。
本では、ほかに日露戦争の乃木希典なども人物分析をしています。
このブログでも人間を見る力を鍛える方法を折に触れて紹介してまいります。
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新刊『リーダーの人間行動学――人間を見る力を鍛える』(鳥影社)では人間分析の方法論が示されています。現在、アマゾンなどのネット書店、紀伊國屋などの大手書店で販売中。
- 作者: 佐藤直曉
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