ブログはじめました

これまで個人事業だったリーダー研究所を合同会社に法人化しました。といっても、やること自体は変わりません。
人間を見る力をつけることをテーマに、リーダー研修、経営コンサルティングをやっていきます。

人間を見る方法については、11月中旬に出版予定の『リーダーの人間行動学――人間を見る力を鍛える』(鳥影社)をごらんください。基本的な方法論が示されています。

要するに、人間の行動基準を知ることです。自分のもっている行動基準以外の行動基準も知ることがリーダーにはとても大事です。

その行動基準を示すよいジョークがありますからご紹介しましょう。(本にも書いています)

1 指導のカスタマイズ
指導力の源泉は個別対応能力
 以下は有名なジョークである。あとの方に質問があるので、読んでからお答えいただきたい。

 船が難破して、乗客がボートに乗り移ってきた。だが、ボートはこれ以上人を乗せることができない。誰かが海に飛び込んで岸まで泳がなければならない。どうやって説得するか。

 イギリス人にはこう言えばよい。
「ジェントルマンらしく振る舞ってくれ」

 ドイツ人にはこうだ。
「船長の命令である」

 イタリア人にはあえてこう言う。
「君は飛び込むな」

 アメリカ人にはどうか。簡単である。
「保険に入っているから大丈夫だ」

 そして、日本人にはこうなる。
「ほかの皆さんも飛び込んでいますよ」

★クイズ
 各国の国民性から、彼らがどんな行動基準をもっているのかを考えていただきたい。

 このジョークは各国の国民性がよく表れていて、なかなかおもしろい。実は、それぞれの国民の感受性傾向(行動基準の傾向)が色濃く表れているのである。どんな感受性か、読者の皆さんにもお考えいただこう。答えは第四章にあるので、あとでチェックしていただきたい。