人間行動の基準とは

昨日は仕事を休んで、整体の稽古に行ってきました。

これは私の健康法もかねています。月に2回はとるようにしています。

相手の人と組んで稽古するのですが、技の修得もさることながら、お互いやりあうことで健康になれると思っています。こっちの方が効果がありますね。

ただし、私の習っている整体は、いわゆる骨をぼきぼきやる整体ではありません。

気を中心にとらえ体を整える健康法です。気功とも少し違うのですけどね。

11月に発売予定の『リーダーの人間行動学――人間を見る力を鍛える」(鳥影社)では、人間行動基準の紹介をしています。

整体現場での発見に基づく理論の紹介もしています。

人間の行動基準は大ざっぱにいって10種類あるのです。それを頭に入れて、なおかつ識別できれば、対人折衝ではとても役にたちます。

簡単にご紹介しておきましょう。

毀誉褒貶(名誉心、世間の評判が気になるタイプ)
好き嫌い(好き嫌いの感情で行動するタイプ)
利害得失(利益があるか、得か、といった行動基準タイプ)
闘争(勝つか負けるかが得に気になるタイプ)
愛憎(弱い者を庇う傾向のタイプ)

昨日のクイズもそういうことと関係があります。

実際は、現場での観察から組み立てられた精緻な理論です。体つきとか運動特性も全部ひとつにまとめられています。

顧客対応とか対人折衝にお悩みの方は、大いに勉強する価値があると思いますよ。