人を見るにはどのような能力と訓練が必要か
昨日、拙著『リーダーの人間行動学――人間を見る力を鍛える』をL研リーダースクールのサイトからご購入頂きました。ありがとうございました。早速発送いたしました。
さて、リーダーにとって「人を見る能力」とは?
ひと言でいえば、こんな能力のことです。
- 相手がどういう行動を取るか予想がつくこと
- 相手にこちらの意図通りに動いてもらうために何をすればよいかがわかっていること
これはなかなか厄介な問題です。そんなことができるのかと、みんな首を傾げるかもしれません。無理ありません。
人間を簡単に理解してしまう天才は別として、ふつうの人は相当訓練しないと、なかなか身につかないことだろうと思います。
訓練にはこんなことが必要だと私は考えています。
- 人間と人間行動に関する実践的で優れた理論を勉強する
- 自分のまわりの人間をよく観察することで学ぶ
- いろいろな人間について文献で学ぶ
たいへんなことですね。
しかし、これをできるだけ効率的に勉強できないかと、私はいろいろ研究し、教材も少しずつですが開発しつつあります。その一端が、このL研リーダースクールの各コースです。
要約すれば、人間行動学が目指すのは、「人を見て法を説く」ことができるようになることです。
リーダー研究所では、相手の価値観、行動基準、性格、バックグラウンドを理解し、それに基づいて的確に指導できるリーダーを育成します。
人間は一人ひとり個性が異なるのですが、頭では誰もが理解していることでも、このことを身にしみて感じていないと、リーダーが指導するさいにたいへん悩むことになります。
そのためには、人間を観る眼を育て、人間分析力をつけることが重要です。これはリーダーにとってはとても有力な武器になります。
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新刊『リーダーの人間行動学――人間を見る力を鍛える』(鳥影社)では人間分析の方法論が示されています。現在、アマゾンなどのネット書店、紀伊國屋などの大手書店で販売中。
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