相性とは
人間には相性があることは、みなさんご理解されていると思います。
でも、それをもっと網羅的に考えたことがあるでしょうか。
実は、合う感受性とか合わない感受性があります。
男女間で言うと、6種と9種あるいは10種とは非常によいとされています。
例としてはショパンと愛人のジョルジュ・サンドです。この事例は11月中旬発売予定の『リーダーの人間行動学――人間を見る力を鍛える』(鳥影社)に載せてあります。
ショパンは6種。サンドは10種。
6種は、とにかく人にかばってほしくて仕方ないタイプ。
10種は、その逆で、人の面倒を見るのが大好き。特に弱い人を見るとかばいたくて仕方がなくなる。非常に母性的な感受性が強いんです。
目が潰れたり足がない猫を何匹も飼っているお婆さんが時々おりますが、こういう人はたいがい10種です。
ですから、こういう人が看病人になりますとその特性が強烈に発揮され、よい看病人になります。
ただ、やりすぎの感がしないでもない。重病人にはとてもよいのですが、病気が回復しだしてきた病人には、かえってうるさがれてしまう。そのあたりは10種の悲劇なんです。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
人間の行動基準は大ざっぱにいって10種類あります。それを頭に入れて、なおかつそのタイプを識別できれば、対人折衝ではとても役にたちます。
その基本的な考え方を示したものが、11月に発売予定の
『リーダーの人間行動学――人間を見る力を鍛える」(鳥影社)
この立読みを準備しました。一部ごらんいただけます。こちらから