自己変革したいリーダーのためのTips

人間行動は自分がなにげなく抱いている観念に支配されています。

「できそうもない」というイメージが浮かんでいたら、まず成功できません。

自分の性格も同様で、「おれはネクラだ」というイメージがいつも湧いている人は、行動もそうなってしまいます。ネクラでも別段悪いとはいえませんが……。

なかには、どうしても自分を変えたいと思っている人がいるかと思います。そういう人には自己暗示が効果があります。

ここでは野口晴哉先生のおっしゃるメソッドをご紹介しましょう。だいたい、2〜3ヶ月のコースです.

こちらに詳しく載せてあります。

まあ、こういうのをやるのも良いでしょうが、私は人にこういうことをやった方が、リーダーらしいと思います。

ですから、自己暗示自体にはあまり興味がない。人にかける暗示の方が興味があります。

暗示といっても、基本的には相手の消極的な観念を壊すということですね。

これを言い出すと、一冊の本になってしまう。
実際私は『リーダーの暗示学』という本を出しているくらいですから。

難しいことはやめて、簡単なことから実践していくのがポイントです。

しかし、この技術を使いこなすには、人間のタイプがよくわかっていないと、できないのではないかと思うんです。

たとえば、利害得失に敏感な人に、食べ物の話をもちかけても、なかなか乗ってきませんよね。

相手の敏感なところ、これを感受性と呼びますが、そこに働きかけることが大事です。

人間の行動基準(感受性)は大ざっぱにいって10種類あります。それを頭に入れ、なおかつそのタイプを識別して、対人折衝にあたれば、指導は非常に効果的になります。

これらについての概説は、新刊『リーダーの人間行動学――人間を見る力を鍛える』(鳥影社)にまとめておきましたので、ご一読ください。この立読みを準備しました。一部ごらんいただけます。こちらから

L研リーダースクールの研修講座も参考にしてください。
こちらから