ゴールを伝えるコミュニケーション力
リーダーのコミュニケーション能力を高める通信教育研修を行っているL研リーダースクールの佐藤直曉です。
今日はチーム運営におけるリーダーの発信力の問題を扱います。
今回の大阪市長選挙では、それがはっきりしたように見えます。
新市長の方はメッセージがはっきりしておりました。大阪都構想です。
これに対して前市長の方は、まったくメッセージがない。
いままでどおりやって何が悪かったのか、と開き直った感がありました。
二重行政といった不効率なお金の問題を考えれば、なんとかしないといけないのでしょうが、それに対する提案がたぶんまったくなかったのでしょう。
これからは何をやるかをはっきり伝える能力が、リーダーには特に求められるところでしょう。
ただし、自分でよく研究し、自分の口で信念として語れないリーダーはダメでしょう。
TPPの野田さんのように、明らかに不勉強で自信がなく、ただ官僚の話に乗っているにすぎないのが丸見えのリーダーでは、ついていく人はいないでしょう。
自分でゴールが語れるリーダーでないと、変革の時代にはもう通用しません。
自分のやろうとしていることをよく勉強し、だいたいどのような形で進めていけばよいか見えているリーダーでないと、人はついてきません。
約束を破るのもダメです。
消費税増税は、税金の無駄をなくす策を十分尽くしてからだという約束でした。
その約束を忘れて、ただ増税法案を打ち出す。どういう神経をしているのか、よくわかりません。
このリーダーも長くはないように見えます。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
新刊『リーダーの人間行動学――人間を見る力を鍛える』(鳥影社)では人間分析の方法論が示されています。体癖論の感受性理論をベースに、歴史上の人間(探険家スコット、乃木希典、大村益次郎、ショパンとサンド、空海と最澄)の行動分析を通じて、感受性の解説を行っております。営業折衝や対人折衝にとても役立ちます現在、アマゾンなどのネット書店、紀伊國屋、ジュンク堂などの大手書店で販売中。
なお、L研リーダースクールサイトでもご購入いただけます。ご購入いただいた方には特典のプレゼントがありますこちらから
L研リーダースクールでは立読みを準備しました。こちらから
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-