コミュニケーション能力に最も大事な相手の行動特性を察知する訓練法
リーダーのコミュニケーション能力を高める通信教育研修を行っているL研リーダースクール佐藤直曉です。
コミュニケーション能力における相手の行動特性を理解する必要性については、ここで何度も触れています。
では、それをいかに訓練するか。
心理分析もいいのですが、私はそれは結構難しいと思っています。
たとえば、ある人は「自分はとても頑固だ」と言っていました。
経営者と常に対立し、ついには会社を辞めてしまったとも。
しかし、これを頑固な性格だと理解したら、その先相手とのコミュニケーションにはなりません。
というのも、頑固といってもいろいろあるからです。大事なことは、相手の行動特性を知ることです。
私は野口晴哉のまとめた体癖論とその感受性分析を推薦しています。
これは、単なる心理分析ではなく、行動特性、体形特性、そういったものがすべて一つにまとめられた理論です。
この理論については、こちらに簡単な動画解説があります。
また、L研リーダースクールの公式ブログにもいろいろ解説があります。
いまの「頑固」という問題ですが、人間はみな頑固なのです。
ただ、どの面で頑固かが問題になります。
信念をつつかれると逆上するタイプ。
利害損得に固執するタイプ。
相手を敵だと思うと、それだけでへそを曲げるタイプ。
愛憎にはとても頑固なタイプ、などなど。
さきほどの人は、このタイプでした。
老人介護の仕事をしていて、企業の管理者の言うようなビジネスライクなサービスができなかったのでしょう。
こういう面では妥協できない“頑固”な人だったのでしょう。
病院などでも、管理者の目からすると、時々やりすぎで一人突出して仕事をしてしまう人がいます。
まわりの職員が比較されていやがりだすのです。
こういうタイプは、愛憎に非常に敏感なタイプです。弱い者を見ると、しゃにむに庇いたくなるタイプといえます。
そのような人にはどのように接すべきか。いろいろなヒントが感受性を学ぶと得られます。
感受性のセミナーを12月10日(土)と14日(水)の午後2時から4時まで都内で行いますので、よろしかったらおいでください。
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新刊『リーダーの人間行動学――人間を見る力を鍛える』(鳥影社)では人間分析の方法論が示されています。体癖論の感受性理論をベースに、歴史上の人間(探険家スコット、乃木希典、大村益次郎、ショパンとサンド、空海と最澄)の行動分析を通じて、感受性の解説を行っております。営業折衝や対人折衝にとても役立ちます現在、アマゾンなどのネット書店、紀伊國屋、ジュンク堂などの大手書店で販売中。
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