リーダー感覚

ルールの選択は自分に有利になるようにするのが当然なのに

大リーグでは、試合が一方的な展開になった場合での盗塁やセーフティーバント、3ボールからの強振を自粛する「暗黙のルール」がある。この「紳士協定」に違反すると、その打者や次打者が報復死球を受ける可能性が高い。ところで、9日(日本時間10日)、…

リーダー研修の目的

日経ビジネスオンラインの2011年1月19日号に鈴木義幸氏が興味深い記事を寄稿されています。やや長くなりますが、引用します。タイトル:「人の成長は「問い」から始まる リーダー研修には]限界と弊害がある」===========================================よ…

欠点をいかに指摘するか

それでは、どういうタイプには欠点を示すことが有効なのか、例をあげながら説明いたしましょう。技術に非常に自信をもっているにもかかわらず、それ以外のことにはまったく関心がないという、いわゆる技術バカをよく見かけます。こういう人間に、「君の技術…

欠点を指摘してもよい条件

欠点を指摘しても反発が起きないようにするためには、まず言葉づかいという技術的な問題があります(ここでは暗示というスキルを使います)。もちろん、両者の関係にふさわしい言葉を選ぶのは、言うまでもありません。これは本書を読んでこられたかたには、…

欠点を指摘する訓練

リーダー感覚を実感するには、指導する楽しさを感じるのがいちばんよいと、私は思っています。その点、人をほめる行為は、相手が喜ぶことが多いですし自分も楽しい。それで、これが訓練の基本になると思うわけです。 これに対して欠点を指摘するのは、非常に…

反骨を期待する「叱る」指導が成功しないとき

星野さんが中日の監督をしていたとき、阪神と対戦するのはたいへん楽だったそうです。先に二、三点とったら、それでもうあきらめてしまうからです。阪神の選手たちは覇気がなく、相手の選手に罵声を浴びせられると言い返すこともできず、ファンから理不尽な…

感覚とは快を感じること

どんな仕事でも、スポーツでも、趣味でも、あるいは家事でも、原理は同じです。進歩するためには、感覚がないとダメなのです。 その感覚とはいったいどういうものなのでしょうか。私は、快を感じられるかどうかだと思っています。感覚イコール快ということで…

上達するかどうかは、感覚があるかないかだ

「リーダー感覚」とは聞き慣れない言葉だと思います。ですから、「早く説明してくれ」と、みなさんおっしゃりたいはず。それは重々承知しておりますが、その前に「感覚」について、ちょっと考えてみたいのです。 物事を習うとき、急激に伸びる人もいれば全然…